2016年6月1日水曜日

痛みと保険診療について

覚書のようなものですが、いずれHPの記事にします。

現行の医療制度(保険使用)では保険でまかなえる治療の範囲や保険料で負担できる治療の限界が決まっています

このことから常に以下のボトルネックが生じています。

保険診療や保険が適用できる範囲内では選択できる治療方法が限られ、その効果も限定されがちである。


例:保険適用の前歯は素材が安いモノ 自費の前歯はいろんな素材が選べる

保険による負担は利用者の経済的負担を軽減するものだが、そのことが原因で利用者側に当事者意識や予防・自己管理といった概念が育ちにくい。利用者とは医療従事者のことも指す

例:運動もしないで暴飲暴食をして糖尿病になって透析で国の医療負担増
例2:保険だからと過剰通院を勧めたり、深く検討しないで処方を行う

身体の痛みというもので考えると、

症状がでて、診断が行われ病名が付けば保険診療に移行しやすい



だから、病気に発展する前に予防として医者や地域医療にかかった場合はすべて自費である。
(間違ってはいけないのは、無免許整体は地域医療ですらない点)

自費の鍼灸治療やマッサージで身体の痛みが取れたとして、それは病ではないので自費である点

間違ってはいけないのは私は、保険が使えないのはおかしいというスタンスでは無い

自己管理の部分を保険や公費等で負担してもらえると考えないで生きてほしい

この部分です。いざというときのためだけの互助が健康保険の役割だからです。

だから心情として理解は出来ますがまったく理屈が通らないのが


払ってきたんだから、もらわなきゃ損!!という思考回路です。心情的には非常に共感しますが……。位置づけとして完全に間違っています。

ぐだぐだと書いてしまっていますが、要は

医療費がかからないうちに、自分で自分を管理する事はにも皆さんの仕事の効率にもお財布にも結局は優しいということである。

特に痛みに関してよく患者様に言う話がありますが

「疲労や故障は中身の見えないバケツ水をためるようなものです。

疲労という水を日々ため続けるのが、仕事をして生きていくということで、運動や休息はバケツを大きくしたり水がたまりにくくするためのものです。

水がたまりすぎて溢れて床にこぼれてしまったとき病気になります。

そうなってから治療をすると、保険の範囲内ではたまった水を少しずつかき出す効果しかしなく、高度な医療処置はバケツがツギハギになる工事です。

普段から自分の責任と自分のお金で自分で修理や観察をしないと、仕事も生活も立ち行かなくなります。」

と、言う説明。

上の説明、同業者に話したらそれ使おう!と言われたので先に書いておきます。という姑息な考え方

ここまで読んでいただきありがとうございました。

皆様もぜひ自己管理を。