2013年12月29日日曜日

最低限生きていくためのハードルが高い世の中

ずっと考えていたことなのですが、進んでいく文化や文明の恩恵を享受するということは、最低限「コレさえできれば生きていける。」というハードルを上げてしまっているという事実。

何を言っているか判らないかと思いますが、私自身の体験談から例に取ります。

資格を取って就職した先で初任給が振り込まれました。下ろそうと思い銀行へ行ったのですが、ATMの使い方が判らず接着剤で貼り付けられていた計算機に自分の暗証番号を打ち込んだという失敗をしました。

他にも

MDとMOの区別がつかなかった。

スイカのみの自動改札に切符で侵入しようとした。

TUTAYAの無人貸出機の前をうろうろした。

スーパーのレジまで無人とかもうヤメテ。

コレ自体はただの間抜けな話なのですが、介護の仕事をしているとATMやその他の新しい機械は適応できない層の方にとってストレスになっている場合があると感じます。

ええ、私です。

お金を下ろすのは窓口に通帳とはんこと金額を書いた紙を持っていけばすみます。ATMを使うとタッチパネル・ICカード・指紋認証等意外と手続きが多いです。やらなくてもいいものがありますが。

電車もそうです。地方のローカル線を使うと対面窓口で切符が買えます。出る時も駅員さんに切符を渡します。機械に慣れていない方には今のパネル式券売機や自動改札はいまだにストレスだそうです。スイカくらいまで簡略化されると返って楽になるようですが。

高齢者にスマホをプッシュしている某電話会社のスマホを買わされた方からレクチャーを求められたことも一度や二度ではありません。ガラケーで問題ない方に難しいほうを売るのはどうかとおもいます。

知的障害や発達障害の場合はもっと複雑です。

一概にIQで判断することはできないのですが(Emotional Intelligence Quotient:EQというのもありますし)療育手帳などがIQを一応の指標にしているのでIQで説明します。

知的障害で軽度とされるのは概ね51から69 重度は34以下。ただし区分や判定方法によってばらつきがあります。
知的障害には金銭価値・契約行為や社会的ルールが理解できないレベルから、複雑な機械はあつかえないが日常生活は大丈夫というレベルまで様々です。

ただ「金銭管理ができる」というものを一つの指標にしてみても、ギャンブルで金銭管理ができない人はIQの高い方が多いですし、IQが低くても窓口で会話ができれば銀行を利用できるのでクリアという方もいます。

身体の障害でも当然ですが、車椅子が完全に利用できる場所であれば健常者と歩行困難者の間に差はないわけで、左利きの人と右利きの人がいるくらいの差異でしかありません。

つまり、障害と言うものは現行の社会に対してどれだけ適合できるか、また大多数の社会に対してどれだけ負担のかかる状態であるかというのが、その障害が障害として捉えられるかどうかだけということになります。

文明が自給自足で狩猟で人口密度が低ければ、殆どの対人関係の問題は問題とならないはずです。

人力以上の乗り物がそもそも存在しなければ、乗り降りの不便さや移動ができない等の問題は問題となりません。行動範囲の問題は個人の能力のみで測られるからです。

そのツールが存在するから利用したくなり利用できる人とできない人との間で格差が生まれてしまいます。

全ての人に均等なサービスというものは目指す価値があり理想ではありますが、今の段階で無理・不可能というものはたくさん存在します。

ものが発達しすぎて最低限生活できるIQが上がってしまうのは問題ですが、今実現できないことを無理に求めるのも間違っているのではないかと思います。

生きると言うところを基準にして何がオプションでつけられるかを考えていくのがハードルを上げすぎない方法名のではないかなと思います。

できないのならオプションを過剰に求めない。

2013年11月27日水曜日

股関節の動き02

GIF動画がしっかりと動くかどうか不安なのですが、作成してみました。

今回は

股関節の実際の動きです。
動いていますでしょうか。絵が拙くて申し訳ないのですが、股関節の回旋にあわせて膝が回旋しているのがわかっていただければうれしいです。

この動きから判るように膝を回す動きと言うものは股関節を回しています。

スポーツを指導する場面でよく膝を使えと言うものがありますが、股関節を十全に扱えてその上で膝を使う練習をするのが効率的ではないかと思います。

実はこの動き、30歳を過ぎてくるとできなくなってくる方が増えてきます。筋力の問題ではなく、股関節を回すイメージがつかめていないのが原因だと私は思っています。

筋力トレーニングよりもストレッチよりも操作性の練習を重要視すると、40代からの運動もはかどるのではないでしょうか。








ラフですが右の絵は股関節の動きを再習得する練習の一例です。
つま先のツイストです。

重心を反対側の脚においてつま先を立てて膝を中外へ開閉します。

注意するところは踵です。

この動き、膝や股関節に意識がいってしまいがちですが踵を浮かして動かすのがコツです。



2013年11月13日水曜日

リクエストがありましたので股関節の動きを説明していきます。

リクエストがありましたので股関節の話を書きます。作っているうちに複雑な話になってしまったので、連載と言う形にして、まとまったらホームページのほうにまとめます。

ゆくゆくはナゼ中国拳法の基本姿勢が馬歩と呼ばれるものになるのかにたどり着くと思いますのでどうかお付き合いください。


さて、左の絵ですが骨盤と大たい骨の関係を簡単に図示してあります。まずはここからとりあえず矢印は無視で

下が皮をかぶせた状態ですが、赤丸の部分が大転子で腰から真下に手を下ろすと触れる部分です。

大転子は多くの方はイメージ的には真横に生えてる印象でいると思います。
そこで上の矢印です。大たい骨は矢印のようにねじれの入ったつくりになっています。膝小僧が前を向いているときは大転子はやや斜め後ろを向いています。

この構造が大切になってきますので、良くイメージしていただけると良いです。

中国拳法やバレエをされている方はこのねじれが明確にイメージできるだけで動きが変わってくるはずです。

内股になるという動作がこの大転子の位置のイメージで大きく変わってくるからです。

膝を内側にひねる動作で内股にするのと単純に膝を中に入れることで内股にするこの二動作の違いです。

では次回は実際の骨の動きです。


ちょっと思い立ったので

後ほどちゃんとまとめてホームページのほうに載せますが

腱鞘炎と言われているものについていくつか

腱鞘炎とは腱鞘と呼ばれる場所に炎症が起きるものです。
したがって腱鞘のない場所におきるものは腱鞘炎ではありません。

代表的な腱鞘炎は手のひらの中指と薬指の付け根の部分から手のひら側に炎症が起きます。
「ばね指」を起こす方も多いので良く知られているのではないでしょうか。

持続的なものとして手首が痛かったり維持の外側や内側が痛かったりするものは厳密には腱鞘炎ではなく、

手首では

手根管症候群、ギュオン管症候群 ひどいものですとTFCC損傷(さんかくせんいなんこつふくごうたいそんしょう)が考えられます。

肘ですと外側上顆炎(テニス肘) 内側上顆炎(野球肘) 輪状靭帯損傷等が考えられます。

一部のケガに起因するものを除き手首や肘の炎症や痛みは、継続作業に耐えられなかったためにおきるモノ

「オーバーユーズ」が原因です。オーバーユーズというとかっこいいですが単純に使いすぎです。

そして使いすぎたなら休むかそこを使わないように作業をすることが大切なのですが、特定作業で使うしかない状況であったり、全体的な筋力が低下して痛みが出てしまうものが殆どなので治りにくく厄介です。

予防方法や解決方法は多くの場合単純で、しかしながら目を背けたい事実です。

フライパンをあおる筋力がなくなってしまった。

荷物を持ち上げる背筋力がなくなってしまった。

年齢の増加により全身の筋力が低下した。

全部筋力です。もうしわけありません。

つまり痛くなかったころの体力まで上げていかなければならないということになります。筋トレや運動をするだけです。単純だけど難しい。

ただ、これをほっておくと

痛いからかばう、

かばいながら仕事する。

かばった場所が痛くなる。

体型が変わってくる(猫背・O脚等)

と、だんだん因果関係が複雑化してきてよけいに治らなくなってきます。

痛くてもかばわないで使い続ける精神力を持つ人は殆どいません。

また、かばわない、痛み止めを使うと言う選択をしてしまうと、元々痛かった場所はどんどん悪化していきます。

どこかで流れを変える必要があるわけです。

そのための指導・リハビリのほうが現代は大切になっていると思います。

身体を正しく使って長持ちさせることが大切です。

2013年10月16日水曜日

中国拳法九回目

九回目です。
前回新しい套路で黒虎拳をやることになりましたが、いきなりのダメ出し。

やはり難しいのです。

老師は何を思われたのか、全員でやると言い出し黒虎拳を全員でやることになりました。

みんなも自分の演目があるのに申し訳ない限りです。

毎週月曜日だけ練習なので今月は14日、21日、28日 で11月の4日はもう大会です。

ちなみにこの日は三分の一ほど教わったようです。

2013年10月9日水曜日

中国拳法八回目

お久しぶりです。前回がおかしな記事だったので今回は中国拳法の話

11月4日に大会に出ることになりました!!

先生正気デスカ!?

一応、集団演武でみんなと一緒に「少林八歩連環拳」をやりますが、9月の末の時点で一通り出来上がって今は微調整をしている段階になってしまったので師父がハードルを上げてきました。

師父:「黒虎拳」をやります。

なんかこう頭の中でピンポンパンの帽子をかぶったちょび髭の中国人が
「こっこけんヤルヨー、ヤルヨー」って連呼してるイメージが浮かびました。はい、「こっこけん」と言います。

音だけ聞くとにわとりみたいですが、感じは「黒虎拳」。名前が似ているのに「虎豹拳」というものがあるようですが全く動きが違います。

「黒虎拳」「こっこけん」……、ブラックタイガー エビ拳

連想が止まりません。

ともあれ「少林八歩連環拳」のほかにあと一か月足らずで「黒虎拳」もやることになってしまいました。


間に合うのか!?


2013年9月25日水曜日

WIX bloggerフィードの記事の更新方法

とても瑣末なことなのですが、もしかしたら他にも同じ事を検索する方がいるんじゃないかとWIXのサポートがいまいちわかりにくい……。

というか理解ができなかったので

普通にgoogleのホームを開いてアカウントを繋いでブログの更新をしました。

このほうが楽なのかもしれません。

2013年9月10日火曜日

中国拳法七回目

さて七回目でございます。中国拳法の記事の時だけアクセスが伸びるのはなぜでしょうか。

アラフォーが中国拳法なんぞ始めてるからなのでしょうか……。

それはさておき少林八歩連環拳もすべての型を終えて早一か月。

いまだに連環拳をやっております。 連環の理に……おおっと


師父からダメ出しの嵐なので現在ひとつひとつの精度を上げている最中なので次の型には進んでいません。

停まるタイミングの停勢 動いている間を指す動勢があるのですが、この停勢(そういえば字はこれで正しいのだろうか)の時に姿勢が悪くなるらしく毎回底を注意されています。


ですがやっと

今回の稽古でやっと「今のはイイ」とのお言葉をいただいたので、勢いついてつづけようと思いましたら

師父「次やろう」 
私「えっ!?」

案の定、できなくて中断しました。そんなに器用じゃないのよ……。



さて、中国拳法が面白い部分は現代スポーツとシステムが全く違うところです。

肩をちょっとあげる動作、肘を少し伸ばす動作、手首を上に回転させる動作、一つ一つの運動エネルギーは小さくてもいっぺんに行うことで大きな衝撃を作り出します。 たぶん……。

動かす順番が細かく決まっているのでひたすらひたすら型を繰り返すのですがこれはほかのスポーツも同じですね。

推掌という突きがありますが、こんな感じです↓
さらすぱのブログ

小さく前習え→機関車ごっこ→大きく前習え ダチョウ倶楽部のあの動きに近いです。

上のような書き方をすると怒られそうです。

4の場所で肩・肘・手首を同時に動かし打撃力に変えます。もちろんこのとき下半身も連動しています。

実際に叩いたら、小指の付け根から手首の付け根までを鍛えておかないと大変なことになりそうな動きです。

型のイメージを表現しようとするとどうしても、ジャッキーチェン版のベストキッドのイメージになってしまいます。

服拾って、服着て、脱いで落として、拾って 柱に掛けて みたいな

2013年9月4日水曜日

中国拳法六回目

四回目で小林八法連環拳と書いたのですが、どうも調べたら小林八歩連環拳のようです。

八つの方法ではなく八歩歩くほうでした。もうしわけありません。

YOUTUBEのほうでも動画が見つかりました。

英語で  「8-Step Linked Circles」 
中国の音読みで「Ba Bu Lian Huan」

タグは Kung fu (A), combat applications

のようです。


ただ、習っているのとは少し違うんです。いろんな動画を探すと結構いろいろ変化しているようです。

動画ですとこれが一番近いです。これは攻防技法なので相手がいます。

2013年9月2日月曜日

中国拳法五回目

五回目と言うか最近更新していませんでした拳法記事。

私が通っている道場は毎月一回横浜から現役アクター(アクション俳優)が指導を受けに来ています。

ワイヤーなしでオーバーヘッドキック&着地したり、空中で体勢を入れ替えて急降下のキックを(ライダーキックのような)だしたりしています。

鉄拳やバーチャファイターといった格闘ゲームの中の人もいるようです。

人間ってあそこまでマンガじみた動きができるもんなんだと感心しきりです。

私は未だにジャンプして腹から落ちてますけどね……。

11月5日追記

ジャンプする動きは旋子と言うそうで、必ずしもできなくてかまわないとのこと。でもできたらかっこいいですよね。

2013年8月27日火曜日

作成テストよろしくお願いします

テストがてら













富士総合火力演習で撮影したアパッチ?と言う奴らしいです。間違えてるかも?
詳しくないので良くわかりません。

そしてこれからよろしくお願いします。

2013年7月19日金曜日

中国拳法四回目

四回目です。ちょっと更新が遅れておりますが……。

動画をアップロードしようとして失敗しております。


引き続き基本の套路を練習中です。今日でやっと半分だそうです。


それからやっているものの名前がわかりました。


しょうりんはっぽうれんかんけん


小林八法連環拳と書くのでしょうか。ちょっとわかりません。


ネットで調べても出てこないのですが、他の生徒さんに聞いたら中国でも多くの人がやっているわけでもないので出てこないでしょうとのこと。


中国の武術ツアーを組んでいたり、向こうの大会を視野に入れている生徒さんがいたり実は結構すごい先生なのかもしれません。

2013年6月28日金曜日

中国武術三回目(改訂版)

テーマとして確立しそうなので、武術と言うテーマで統一しました。

三回目。今回は体育館に戻ります。

しばらく見学なので、月謝はいいといわれていたのですがさすがに6月頭から通っていて月末まで払わないのは申し訳ないので正式に生徒となりました。

そして、もう套路(とうろ)の練習です。

基本功が準備体操ならば套路は基礎訓練。テニスでいうフォームチェックや剣道で言う素振りに当たります。

覚えるのが大変です。

教わったのは3パターン

なんだか画質が悪いですが下の様な動き
名前がわかりません。次回聞かないといけません。これでも三分の一らしいのでまだまだ道のりが長いって事ですね

2013年6月21日金曜日

中国武術2回目

さて、前回の武術教室で思わぬ洗礼に遭い次の日から三日間まともに歩けなくなっていました。が二回めです。


これも一つの出会いの形。

前回があまりにもひどかったので、YOUTUBEや武術のサイトを調べせめて基本功くらいは練習しておこうと思い、二回目の練習まで柔軟と基本功をやってました。

二回目の会場は御殿場市内の中学校の体育館でした。

今回は会場に行くまでが結構スリリングでした。すごい霧!!!

一瞬幻想的だ……。と思ってしまいましたが運転するのはドキドキです。

ライトが霧に乱反射して何も見えない。あとで聞いたら今日の状態でもましな方らしくこの霧が嫌で御殿場から離れる人もいるそうです。

それはそれとして何とか中学校までたどり着いて体育館まで行きました。

皆が練習を始めている間、なぜか私は師父(先生)に職業について質問攻めどうも私の柔道整復師という資格とケアマネージャーという資格が中国から来た先生には興味があるようです。

追及を逃れるために無理やりみんながやっている基本功に突入しました。

今回は練習の甲斐があったのか蹴り足もしっかり上がり遅れずにできました、



ジャンプ系の技で足を滑らせて腹から落ちました。

シャレにならんイタスギル

演武の練習になると、私はやることがなくなるので見学だけになります。

と、師父がやってきて

「今までやってきた何かをみせてください」

「え!?」
と思わず聞き返してしまいました。

「何かやってきているでしょう。それを見せてください、型とか」

私がやってきたことといえば武術だと剣道と柔道くらい……。あとちょっと合気道。

ですがどれも型を見せられるほどではありません。木刀持ってませんし。

「ダンスでもいいですか?」

一人でアルゼンチンタンゴを踊ることになりました。



曲もかかっていませんし、パートナーもいないので、とりあえず持っているトリックを、パートナーがいる想定で繋げました。

サリーダ→オーチョ→左ヒーラ→ガンチョ(一人なので止めるだけ)→バックオーチョ→右ヒーラ→カミナンドってかんじで2周くらい。

そのあと少しだけ窓ふきのパントマイムをやって終わりました。

ほかの生徒さんからは拍手をいただきましたが、師父は黙ってしまいました。

まずったかなと思ったら

師範代の先生から
「あれは何を教えるか考えてるから」

と言われました。

その後の私の練習は馬歩とこぶしを打ち出す練習でした。まだまだ基礎ですね


2013年6月17日月曜日

中国武術を始める。

始めたことが想定外の方向へ進んでいくことは私の場合良くあることで……。

整体院も川崎の会社の社長が「やったら」と言ってくれたので始めました。幸いにして、まったく広告を出していないにもかかわらず患者さんが増えています。

本当に感謝です。いろんな人に支えられています。この御恩は治療でお返しするしだいです。

さて、今回なぜ中国武術かといいますと。きっかけはこんなかんじ。


静岡の妻の母校で文化祭をやっていました。妻はトランペットをやっていたので生徒の演奏会を見るために文化祭に行ったのですが、いただいたプログラムに「太極拳演武」と言うのが入っていました。

常々太極拳をやってみたいと思っていたので、演技が終わるまで待って(出待ち)一番功夫を積んでいそうな方に声をかけました。

市の体育館でやっているとの事で早速行かせていただく事になりました。先生はなんと上海から日本に来ていると言うではありませんか!期待しました。



緩やかに動く高齢になってもできる太極拳を本場の先生に教えてもらえる


と思っていました。


そこは小林サッカーの世界でした……。

若い20代の人たちが、三節昆(三つ棒のついたのヌンチャクっぽいもの)や九節鞭(さらに鎖と昆の多い武器)を振り回して、50代60代の方々まで棒や長刀のような物で組み手をやっていました。

意味がわかりません。私は太極拳と聞いて来たのです。

あまりの迫力に声をかけにくく、一度外を出て体育館の使用目的リストを見に行きました。

そう、もしかしたら「太極拳教室」と間違えて何か別のところに入ってしまったのではないかと思いました。しかし、表示はひとつだけ


「武術」「武術」「武術」「武術」……

シンプルです。実にシンプルな答えでした。

覚悟を決めて、先生に話しかけ自己紹介をしました。先生は鷹揚に

「じゃあ、今日は見学だね」


「はい」
と私

ところが……、師範代のような若い方がやってきて座っていた私に話しかけました。

「じゃあ、基本功からやりましょうか」

頭にはてなが浮かんでいた私にさらに

「ついてきてください」

基本功。何をやったか簡単に表現すると弱キック、中キック、強キックと目押しをして最後に方向キー入力してキックみたいな動きでした。基本が連続技とか……。

もしくは

少林寺の映画なんかに出てくる掛け声上げながらやるアレです。

あれ、基本だったようです。ジャンプして蹴るのも基本です。武術恐ろしい。

YOUTUBEで基本功と検索するとたくさん出てきます。

もちろん次の日ものすごい筋肉痛に襲われました。

ともあれ毎週月曜日に通うことになりました。

楽しみです。

太極拳?  最初から違ったみたいです。どうも

(武術をやる人たちの)太極拳同好会


だったようです。完全に○○○れました。本当にありがとうございます。