2021年1月15日金曜日

整体院のアクアリウム 水槽台の作成。

 こんにちは、柔道整復師 ケアマネージャー の森崎です。

ここ二年は地域の福祉推進委員会の委員長をさせていただいております。よろしくお願いします。

さて今回はアクアリウムネタです。水槽台。

欲しくなりました。何しろ今水槽が乗っている台は、足踏みミシンです。

これも非常に大切なものなので、やっぱり専用の台。ほしいです。

ネットで調べると結構自作されているのですね。しかもツーバイフォー材等で頑丈に。

あるサイトを参考に作ってみました。それがこちら

ヒドイですね。ひどいです。
人のケガは治療できますが、これはだめなようです。
妻にも
「そんなもん治療室に置くな」
と言われてしまいました。

さらにいろいろ調べましたが、やはりどこを調べてもこういう骨組みでした。

そこで、本職の大工さん(ウチのお客さん)に相談したところ。

こんなものを見せてもらえました。

カホンです。座って叩く打楽器の一種です。
合板12mm
片面は振動版で過重なし
これを提案されました。曰く60キロ以上の人間が座って叩いてもびくともしないんだから大丈夫。とのこと

最初に作ったものが軸組の家ならば、こちらはものコック工法でしょうか。
とにかく次に作成するものは決まりました。





この工法はとにかく直角出し、面合わせが重要との事なので
カンナ
平面を作ります。
(つかったことありません)
義父に借りました。
止型スコヤ
(使ったことありません)
完全スコヤ等色々売っていましたが、これにしました。

材料は数年前に購入して倉庫にしまって乾燥させた杉の野地板を使用します。
それとこれまた、防水塗装だけして保管しておいた30×40cmの根太棒です。


予定としては↑のような雰囲気のものを作成します。
高さ750mm
一辺312mm
の箱型で一方を開けて箱の真ん中に棚を作ってその棚でも縦板を支える計画です。

材料の切り出し寸法は以下
野地板は全て12mm厚 104mm幅です。

壁板  750mm×104mm を7枚
    750mm×80mm を1枚
天井板 312mm×104mmを3枚

底板  288mm×104mmを2枚
    288mm×80mm を1枚
棚板  288mm×104mmを2枚
    288mm×80mm を1枚
台木  288mm×40mm×30mmを8本

スコヤで出した直角線に沿ってカットしていきます。













全ての材料を切り出しました。
後は設計図通りに組み付けるだけですが

ゆがんだりそったりしているので、適時カンナややすりで削りながら組み立てていきます。

基本一発目の台がアレな有様の人間ですので
工具に対して技術が伴っておりません。






組み立て順としては以下
1、根太棒一本と幅104mmの板二枚と幅80ミリの板一枚をビス止めします。
右寄せでなるべくぴったり合わせます。
床に当たる部分になります。







2、次に空いた隙間の部分に根太棒の30㎟の方をこちら向きに立ててボンドで仮止めし
下からビス止めします。



3、2で立てた根太棒に横壁用の板を貼り付けます。
1、で作った板と直角、2、の棒と直角を作るようにします。
これが二枚目三枚目の横壁の基準となります。

4、2枚目3枚めの板を立ててビス止めしていきます。
3、の板となるべくぴったり合わせますが、ゆがんでいたりするので、イラスト手前側床面の方の面(つら)だけぴったりを目指します。
3枚めを貼ったとき40mm空間ができますのでここはビスを1個だけ入れます。
5、この段階で反対側にも同じように根太を打ち付けます。
ベンチの出来損ないのような形になります。
おそらく通常このようなつくり方はしないかと思いますので、参考程度に。

6、今度は写真の手前側に根太棒を立てて、同じように一枚づつ壁を作っていきます。



左の写真のように一方の根太棒にもう一つを乗せるという卍のような組み方をして固定しました。

野地板と根太の両方で支えるイメージです。
支えられているかはわかりません。









幕板なしの写真です。
このままでもよさそうですが、もうひと手間かけて根太の部分に板を貼りました。
(↓写真)



天板側はこのような感じです。
真ん中の板だけ色合いが違いますが、おそらく焼きすぎています。
後は天井に
312mm×104mmを3枚

中板と底板に
288mm×104mmを2枚
288mm×80mm を1枚
貼り付けていきます。




やすりがけをしていきます。
あんまりやると白くなってしまうので適当に。
ただし、天板だけは水平器を使いながらなるべく平面に仕上げました。










このような形で設置しました。
後は目隠しを作って完成の予定です。

適当な木を切って幕板も作成しています。
こちらはボンド付け。










長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございました。

最後に参考までにこの構造の天板耐荷重(たわみの出ない)は
27.87 Kg ~  89.19 Kg
この箱の総重量は2.1キロ片手で運べる重さです。

水槽の総重量は10キロなので問題なさそうです。

なお試しに58キロの私が上に載ってみました。問題ありませんでした。
































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